仕上げプレス

■ 2014/07/26 ( 土曜日 ) 大安 午年
■ 午後 05時 09分 31秒
07/28( 月曜日 )までに20着分の仕上げプレスが有ります。
K先生に報告した主な仕事の内容です。
プレスをしているところは実際にはご存じないK先生ですが、私の説明と仮想動作によってどの筋肉が稼働しているか
と、いう事と リハビリ直前に10着分のプレスをしていたので、
プレスをしたそのあとの左肩の疲労の度合いを触診でしっかりご存じで有る。
「10着以上のプレスは、許可できません。なんとか2回に分けて出来ませんか?」
K先生は、仕事ならやむを得ないということを考慮しながらも
再断裂の可能性も含め、ガチガチになってしまう肩では、次の段階に進めないという
リハビリの計画にも大きな影響を及ぼす可能性があることを、心配されている。


「一寸、こっちに来てください。」K先生の云われるがまま
壁に向かって立ち、壁を撫でるように両手をゆっくり上げていく動作をする。
両手が十分上がった状態で(左は肘が伸びず、完全に上がっていないが・・・)K先生の声。
「右手を後ろの方向に動かしてください。」右手は軽く後ろ方向に動く。簡単に動いた。
「左手もやってみてください。」
う!
ちょっと待て! 動かへんやんか
う、う、うなり声を上げながら やっとわずか数センチ動いた。
「動きませんわ」
「・・・」
殆ど 無言のK先生 「ほら、みなさい こんな状態なのに何が出来るの?」って
微笑みながら、そう私に教えてくれている。
少なくとも、そのように私は思った。


そして今日
なんとか、周りの人の協力を得て、10着分のプレスをし、内5着を出荷することが出来た。
「先生、云われたとおり10着ずつに分けて出来ましたよ」って、心の中で訴えた。
そうだ!アイシングをせよと、聞いている。
これで、明日は 1日休めて月曜日には残りの10着分のプレスをすることが出来る。
そうや
明日は、マトメをしなければならないなあ〜
肩パット付け、スプリングホック付け、リボン付け、ベンツの始末、ベンツ止め仕付け、糸切りなど
1着だけでも たったこれだけの作業だけど、左肩に負担を掛けてしまう。
腕を宙に浮かせて、数分間その仕草を維持すること
これが出来ないのである。
手術後、41日間入院生活を送り、その間 失った数カ所の筋肉のパワー不足が原因である。
正に今 それを回復させるためにリハビリをしているのである。
焦っても仕方ない
K先生の指導の下にじっくり時間を掛けて回復させていくしか、無いのである。
本日の営業は、終了するのが得策であろう〜
一応、次の裁断のマーキングも先ほど終わることが出来た。