入院生活 その4

■ 2014/07/01 ( 火曜日 ) 仏滅 午年
■ 午後 09時 08分 23秒

2014/04/28 ( 月曜日 ) 先勝の日記 
抜糸後初めてのシャワーの日
シャワー用の濡れても良い装具があるそうだ。
リハビリの先生が私の腕の位置にぴったしになるようにと、じきじきシャワー室で装具の装着設定をしてくれた。
プラスチックだろうか?堅くて丈夫なもので出来ている。
色んな人が共用するのでベルトを着脱する位置がそれぞれ違ってくる
私のは前がここ後ろはここという感じで印がつけられ 看護師さんの誰が装着しても同じになるように
金具の取り付け位置に名前を書いて保存された。
パジャマの上に普段の布製の装具を付けているので、それと交換しなければならない。
看護師さんが二人がかりでこの取り替え作業を手伝ってくれる。
一人は、私の負傷している左腕を持つ役目。
もう一人が取り替えをする役目である。
さて、
左の腕はほんの少しでも動くと飛び上がるほど痛い。
痛いのが分かっているのと、痛さの度合いを脳が覚えているので無意識のうちに
なんとか動かないようにと全身に命令を下しているようだ。
「力を抜いて、私の両手に預けてください。」看護師さんも必死である。
人の腕とはいえ出来るだけ動かないように持ち続けないといけない
おそらくかなり重いんだろうなあ〜って思う。
ベルトを緩め装具を取ろうとすると、下の方向へ落ちてしまうので
もう一人の看護師さんも必死である。
してもらっている私は痛いから、或いは痛いと思う恐怖心が働くのでなんとか動かないように防御姿勢を
とるのに必死である。
「力を抜いてください。」
「私がもっているから 安心してください。」
そうは、おっしゃいますが
腕を持ってくれているのは分かるけれど あんた、だんだん下に下がって行ってるよ
と思っても口に出せないこの辛さ!
しかし耐えられるものでは無い「痛い!」
「ごめんなさい」
三人とも必死である。
あ、思い出した
装具の交換をする前に 自分で出来ることはしてください
って云われていたので、パジャマのズボンと下着のパンツは脱いだ後だった。
つまり
下はスッポンポンの状態でやってもらっている。
ようやく
シャワー用の装具が付けられた
タオルに石けんを付けて入念に洗ってくれた。
頭と下半身は なんとか右手一本で洗うことが出来た。
シャワーのあと 装具の取り替えをしなければならない
看護師さんの誘導で下着を履き、パジャマのズボンを履かせてもらった。
そのとき
装具はシャワーの湯をもろにかぶってぼどぼでであった。
まあ〜ええか
パジャマの上着を着せてもらうときも やはり
「力を抜いてください。」
「私がもっているから 安心してください。」
そうは、おっしゃいますが
腕を持ってくれているのは分かるけれど あんた、だんだん下に下がって行ってるよ
と思っても口に出せないこの辛さ!
しかし耐えられる物では無い「痛い!」
「ごめんなさい」
三人とも必死である。
この部分は、全く 同じだった。


しかし、気持ちよかった!
看護師さんありがとう
そうだ京都府立医科大学の整形外科の看護師さんは 全部若い女性である。
付け加えておこう