★ ミシン場
手織物コートの組み立て縫製をはじめました。
この生地は、手織り織機で少しづつ織ったもので打ち込みが甘く指でも糸がスリップします。
裁断した全ての切り口に滑脱テープ芯を貼って接合した部分の糸がスリップしないようにします。
その上、オーバロックを掛けたところを5mmほど折りこんでコバステッチをかけて補強します。
縫い合わせるところの殆どに補強を施すため日産6〜7着の鬼姫も6着仕上げるのに
一苦労しています。
私の方は、昨日スカートが上がったので、上着の方を縫っています。
なんとか、失敗もせずに午後7時頃には出来上がりました。
★ 裁断場
夕食後、鬼姫は延々と手織物コートを縫い続けています。
私は明日縫うパンツスーツの裁断を始めました。
午後11時過ぎ、ようやく鬼姫が上げきったようです。
私も、あとパイピング布を切ったら終わりだったので頑張ってやりきりました。
午後11時30分 本日の営業を終了しました。
「疲れたねえ〜」
「明日からは、もう〜ちょっと早くできると思うわ」
いつもの事ながら 初日は、およそこういった会話で終わります。